2012/09/07
JIOの建物検査を受けました
弊社が販売準備中のダイナシティ目白の建物検査を受け無事適合の判定が出ました。
JIOの検査で適合判定が出ると「JIO既存住宅かし保険」をかける事が出来ます。これは不動産の取引で売主が負わなくてはならない瑕疵担保責任を5年間保険がカバーしてくれる仕組みです。
個人間売買だと3か月、宅建業者が売主でも2年というのが一般的なので、5年というのはかなりお客様に安心な期間ではないかなと思います。
不動産を購入する際に優先する項目に「保証がしっかりしている事」を上げる方が55%に上るそうです。
(国土交通省「中古リフォームトータルプラン検討会議資料より」)
逆に言うとそこが心配だから中古をはじめから検討外として新築を購入するという方がかなりいらっしゃるのかと思います。
弊社は今回のような自社販売物件はもちろん、仲介の物件でもこの売買瑕疵保険の仕組みを積極的に活用して中古物件の流通促進に一役買っていきたいと思っています。
また、検査項目のうちコンクリートの強度を測る検査がありますが、コンクリート強度はいきなり劣化するものではないので、一度この検査をしたマンションは今後20年間コンクリート強度の検査を省略する事ができます。
JIOからはマンションの検査の履歴は公表されませんが、弊社では中古マーケット全体にこの仕組みが浸透すれば良いと思っておりますので、ダイナシティ目白で物件売却をする際に保険の付保を考えておられる方には情報を公開いたします。弊社が検査料を負担したからお金をくれなんてケチな事は言いません(笑)もちろん無料で公開しますよ。(保険は事業者でなくても個人でもかけれます。)
JIOの検査には39項目もの検査項目があります。2時間弱の検査の様子をご紹介します。
写真1 防水チェックの様子 屋上はさすがに高くて怖かったです(笑)
写真2 打設試験中 1か所×20回 を数か所検査します
写真3 室内の床の傾きを調べる機械です