

- ◆ 出身地: 青森県むつ市
- ◆ 出身校: 青山学院大学 経営学部卒
- ◆ 資格、免許:
- 宅地建物取引主任者、貸金業務取扱主任者、不動産証券化協会認定マスター、不動産コンサルティング技能登録者

埼玉県上尾市、大宮市の住宅展示場で注文住宅の請負の営業をしていました。間取りのプランニングから資金計画、色合わせ、引渡までの一連の業務を担当し完成するまで約1年くらいお客様とお付き合いをしていくのでとてもやりがいがありました。
一方で、自社の商品がすべてのお客様にフィットする訳じゃないので、もっとお客様に最適なご提案が出来る営業もしたいと考え始めました。
マンション、一戸建て、土地、新築、中古etc・・とお客様に最適な提案が出来ると思い不動産仲介業の世界へ。入社して3年目に中古の一戸建てを仲介した際に建物診断と出会いました。海外ではこれが不動産仲介のスタンダードだという事を知り、自分が起業する時にはぜひ取り入れたいとこのころから考え始めました。
不動産証券化の世界で、DCFによる不動産の評価、アセットマネジメント業務、ストラクチャードファイナンスに携わりました。また、不動産ファンド等が保有する物件を収益物件を購入なさりたい個人の投資家へダイレクトでご紹介するサイト立ち上げと運営に従事しました。
「大きな会社=安心」、「大きな会社=物件がたくさんある」、「大きな会社=優秀な社員が多く在籍している」、そして、「大きな会社が一番お客様満足を追求している」、そんなイメージで不動産を売る時も買うときもまずは名前を知っている会社にお問い合わせされる事が多いのではないでしょうか。
マンションを作っている会社、一戸建てを分譲している会社、つまりあなたがもし、新築を買いたい、しかも分譲している会社から直接買いたいのであれば、なるべく大きくて財務基盤がしっかりした会社に頼むのが良いでしょう。
ですが、「仲介」というエージェントを介して不動産を購入・売却する場合、大手でも小さな会社でも、提供できる「安心」には全く差がありません。取引の保証をするのはあくまで売主となり、「仲介」は取引が安全に行われるようサポートするフィービジネスだからです。また、「物件がたくさんある」も会社の規模による差はありません。流通する不動産情報は指定流通機構に登録するよう義務付けられているので、どの会社も同じ情報にアクセスできるからです。
大きな会社に優秀な社員が多い(質が均一)。これはどの組織にもいえると思いますが、巨大になればなるほど優秀な人の絶対数は多いかもしれませんが、質のばらつきは数に比例して大きくなっていくのではないでしょうか。売上の8割は2割の優秀な社員が作るといいます。何気なく問い合わせをした会社のこの優秀な2割に運よくめぐり合う可能性はどのくらいあるのでしょうか?
大きな会社はお客様満足の追及に熱心でしょうか? 組織が大きければ、「お客様のペース」、「お客様の気持ち」より組織の都合が優先される局面が多々出てきます。私が大手仲介会社に在籍したのち、起業という道を選んだのはここに疑問を感じたのが一番です。
私が提供しているサービスやコンサルタントとしての7つのサポート力は、お客様がどうしたら良い住まいを購入できるか、満足のいく売却活動ができるか、を徹底的に考えたものです。
私は自分のことを優秀な営業マンだと思ったことは一度もありません。むしろ「営業=売込むのが上手な人、沢山売上を上げる人」と定義するなら、全然才能ないとすら思います。私は自分のことを営業マンではなくコンサルタントだと思っています。ですから、いわゆる営業と呼ばれる行為はしないし出来ません。唯一できることは一生懸命お客様の気持ちや考えを理解して、最適なご提案を客観的な分析とともにする事です。
初めてお会いする方には必ずと言っていいほど「不動産屋さんっぽくないですね」と言われます。住まい選びのコンサルタントでありたい私にとってはとても嬉しい言葉です。ぜひ私にお客様の住まい選びのお手伝いをさせてもらえればと思います。