コラム

2013/02/12

カテゴリー: 不動産を買う時の注意点

住宅ローンを組む時に誰しも陥る錯覚

 

じわりじわりと長期金利の上昇による住宅ローン金利の上昇が予感される昨今ですが、相変わらず超低金利である事に変わりはありません。

 

住宅ローンの返済は長期間に渡るため、毎月の返済額でみると

「これならいけるな」って思いがちです。

 

それが当初考えていた範囲なら問題ないのですが、予算を上げるか否か検討しているなら一度思いとどまってよく考えてほしいと思います。

 

100万円を今の1%を切る変動金利で借り入れると毎月の返済額は2,822円になります。

「2,822円」 なんとも甘美な金額ですよね。どんな事があっても返していけそうな予感がします。

 

しかし、100万円を35年間借りると金利が185,240円つきます。決して少なくはない金額です。

毎月の返済額にすると楽勝だと錯覚しがちですが、たかが100万されど100万。借りたら利息と

ともに返済しなきゃいけない借金であるという事はよくよく考える必要があります。

 

新谷加生 プロフィール

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