コラム

2016/08/05

カテゴリー: 不動産を買う時の注意点

良い情報をもらうコツ 不動産業者に好かれる買主って? ⑤

 コツ3.約束は必ず守る

 

 売却中の不動産は空室の物件ばかりではなく、居住中の物件もあります。売主さんが生活しながら売却活動をし、買ってくれる方が決まったら引っ越すというパターンです。

 

 このような物件に内見の依頼があった場合、売主さんの仲介会社が買主さんのご希望の内見の時間と売主さんが在宅可能な日時を調整します。  

 

 売主さん、買主さんを1社で担当している場合もありますが、たいていの場合は売主さん側の仲介と買主さん側の仲介は別々で2社でこの調整を行うことになります。

 買主さんのご希望、お問い合わせをうけ、売主さん側の仲介と調整をし、買主さんと待ちあわせをする当日、仲介会社はかなりドキドキしながら買主さんをお待ちしています。

 

 なぜドキドキするかと言いますと、かなりこのパターンでドタキャンされることが誰しも経験があるからです。

 

理由もなしに来ないとかはさすがにないですが、「え・・・?忘れてた・・?」とか「あ、時間13:00でしたっけ」という勘違い系から、「体調が悪くなったので・・・」というような真相を確かめようがない系等、社会人として一般社会で仕事をするうえでそんな理由でアポイントをキャンセルしないですよね!?という理由がほとんどを占めます。

 

 自分ひとりの予定が無駄になる分には致し方ない部分もありますが、ここでのキャンセルは売主さん、売主さん側の仲介にも迷惑をかけてしまい、自分の時間が無駄になった事に加えて信頼を失うというマイナスまで発生します。

 

 一般社会では当たり前の「約束を守る」という簡単で当たり前のことをなぜか「お客さん」という立場になると忘れてしまう方が結構いらっしゃるので、不動産会社の担当は「このお客さん、今日会うのが初めてだけど、約束ちゃんと覚えてるかな~」と心配になってしまうのです。

 

日常生活ではやらない、ドタキャンや突然のリスケは当然ながら、不動産を探すときもやってはいけません。逆にそれができない人が多いので、こんな当たり前のことを普通にするだけで、不動産会社の担当はあなたのことを信頼してくれて、(自分の顧客の中でも特に)大事なお客さんと思ってくれるのです。

 

062016

新谷加生 プロフィール

買取りサービス カイトリ

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