2014/05/18
ファイナンスがつきにくい物件こそ投資妙味が 『板橋区アパート』
- 物件概要 -
■所在/ 東京都板橋区東新町1丁目
■交通/ 東武東上線 『上板橋』駅 徒歩10分 『ときわ台』駅徒歩13分
■築年月/昭和58年4月築
■総戸数/ 8戸
■構造/ 鉄骨造3階建
■土地面積 / 約147㎡
■建物面積 / 約194㎡
築30年のアパートと言えば『ファイナンスがつきにくい』というイメージがあると思いますし事実なかなかハードルは高いかもしれません。 本来は税務上の減価償却費を計算するための指標であった法定耐用年数が、建物の物理的価値もこの年数で終わってしまうというような前提で融資の担保評価の査定に使われてしまっているので、築年数が経っている建物にはなかなか担保価値が認められないのが現状でしょう。
国の政策でこの評価手法を改めようという動きは出てきていますが、しばらくは不動産ファイナンスの世界では木造、鉄骨は古くなったら価値がないという前提で評価されていくでしょう。
ファイナンスがつきづらい= 買える人が少ない =価格が安くないと売れないという事で、このような物件は比較的安く市場に放置されている事が多いです。建物の価値はゼロで土地の値段とほぼイコールで価格設定されている事が多いので、中長期に保有する事が出来てかつ現金またはファイナンスも少しで良いという投資家さんには非常に魅力的な投資対象となると思います。
もちろん、古くなってきている部分には適正なメンテナンスが必要でその修繕にコストがかかってきますが、もともと土地の値段で買えているので、一定の含み益がある状態で運営が可能です。
不動産投資の利回りは低下傾向でなかなか投資妙味のある物件は少ないと思いますので、人気のRC物件以外の投資を検討される際にはこのような物件を狙ってみるのも面白いと思います。
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