コラム

2017/01/09

カテゴリー: 不動産を買う時の注意点

物件のチェックポイント ④ 現況

不動産を内見する前に、販売図面、ポータルサイトの画面から読み取れる情報の読み方のご紹介です。

 

①~ ③の記事はこちら

① 戸数

② 最寄り駅

③  管理

 

 

④ 現況

 販売中の不動産が今どういう状態にあるかを表示しています。

 

1.空室 

  文字通り部屋がからっぽの状態なので、取り扱っている不動産業者がカギを所有者から預かっていたり、現地にキーボックスがあったりしますので、比較的内見する際の予定を決めるのもスムーズです。

 居住用で探している物件だと、買主さんの都合で引越しのスケジュールも決めやすいです。

 一方で投資用でお探しになっている物件が空室である場合は、賃借人がつくまで収入が入りませんので要注意です。

 

 

2.居住中

 現在の所有者等(所有者、所有者の関係者等etc)が住んでいる状態で売却に出している状態です。 住んでいる状態なので、居住者がどのように生活しているか(家具のレイアウト等)参考になります。また物件のことや物件の周辺環境等の質問をすることも出来るので購入後のイメージがつかみやすいかもしれません。

 居住者のスケジュールに内見の日程が左右されるので、少なくとも1週間前くらいには、見学の予約をしないと内見する事が出来ない事が多いです。

 

 

3.賃貸中(オーナーチェンジ、OC等と表記されることも)

 所有者が投資のために所有しており、物件には賃借人が住んでいる状態で売却されます。購入する方も投資で購入する場合は、賃借人がいる事を前提に探している事が多いと思いますので問題ありませんが、居住用の物件を探している方は、自分で使うことはできませんので検討の対象外となりますのでご注意ください。

 なお、賃貸中であっても「〇月〇日退去予定」等注釈がある場合は自分で住むことを前提に検討するこも可能です。

 

 

4.建築中(未完成と表記されることも)

 新築マンション、新築戸建ての場合、建物が完成する前から販売が始まっていることが多いです。「〇年〇月〇日完成予定」と併記されていますので、いつから住めるのか確認してから検討なさると良いと思います。

 

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新谷加生 プロフィール

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